まきむら えみ の人生記録

まきむら えみ が「人生100年時代をどう捉え、どう生きていくのか」を記録していきます

河川について思うこと

こんにちは。
まきむら えみ です。

私生活(主に仕事)が忙しくて更新がややのんびりですが、マイペースに頑張って行くのでよろしくお願いします。


先日たまたまたTwitterを見ていたら、水質改善の目的で東京湾に投入された牡蠣が、あまりにも水質汚染がすさまじく改善前に全て死んでしまったというショッキングな記事が流れていました。
記事の真偽は不明ですが、ふと思ったことがあります。
それは、わたしが子供の頃に比べてメディアは環境問題について語らなくなったな、ということです。

なので今回は、わたしが個人的に気になっている環境問題について、わたしなりの意見を書き綴ってみたいと思います。


まずはじめに。
みなさんの住まわれている近隣に、河川はありますか?
また、その河川には、土が堆積して島になり、草が茂っている場所はありませんか?

先日の台風10号も西日本を中心に爪痕を残しましたが、昨年の西日本豪雨は今回よりもっと酷かったですよね。
わたしのおばの家も床上浸水するほどの被害を受けたので特に印象に残っています。
遠方なので電話でしか聞いていないなのですが、避難したのもその後の消毒も大変だったそうです。


でも、わたしは「河川の氾濫」については風邪や虫歯のように「ある程度は予防のできる災害」だと思っています。
いえ、むしろ、起きるべくして起きた人災でもあるんじゃないかと感じています。

みなさんは、ご自宅のお風呂場等の排水の流れが悪く感じたりしたことはありませんか?
そんなとき、どうされますか?

嫌々ながらも蓋を開け、清掃し、時には届く範囲まで手を入れて詰まってる物を取り除きますよね。
それでも改善しなければ、お金を払って詰まり専用の溶剤を買い、詰まりを解消するのではないでしょうか。


河川もそれと同じじゃないでしょうか。

堆積した土砂は、河川の詰まりです。
経年劣化だの、時代を重ねて積み増したせいで地層に違いがあって、脆いところから決壊しただのメディアはとりあげていましたが、そもそもスムーズに流れていればそこまでにはならない可能性はないのでしょうか。
詰まりを改善しないまま放置し大量の雨が降れば、流れの悪いところや低いところから水が溢れるのは火を見るより明らかなことです。

こういうことを言うと「自分の周りには河川がないから、どうなっても関係ないかな」という思考停止していて無責任な人がいます。


わたし個人としては、地域住民を巻き込んでもっと清掃が活発化すれば良いと思いますし、(そもそも土砂が大量に流れ込むということは森林の管理も出来ていないと思われるので)きちんとお金(税金)をかけて整備し、そのためのお金は広く正しく徴収すべきだと思います。

わたしたちの定期預金等の利子から東日本大震災の復興のための税金が取られているのはご存知でしょうか?
復興特別所得税というこれは、現段階でも令和19年までは確実に問答無用で徴収されるようです。
利子と書きましたが、国税庁のHPには「個人の方で所得税を納める義務のある方は、復興特別所得税も併せて納める義務があります」とあるので…まあ、働いてる人ほど損をする構造になっているということですね。

つまり日本という国は「何かあれば連帯責任」なわけです。
自分には関係ないと言っても、こういう形でしっかり関係があるんです。
東日本大震災は確かに原発事故もあって大変なのは間違いありませんが、例えばオリンピックなんかは既存の施設を使えば良かったくらいは誰だって思いつくことですよね。

わたしはお金の使い方について、「予防できること」に関しては、もっと積極的になって欲しいと思います。

行政も、メディアも、わたしたちの生活の根本を支えることにもっと目を向けて、つまらないことに税金を投じたりくだらない報道ばかりして欲しくないと思います。
少なくとも、わたしが子供の頃よりも河川に島が出来ている現状は、しかるべきところが仕事をしていない、使うべきところに税金が投じられていないということであり、どうでも良いゴシップネタや興味ない吉本のアレコレを流すマスコミはゴミだということです。

得になることがなければ動かない組織や人間が牛耳るこの世の中で、どう生きてどう行動を起し、どうやって身を守るか、しっかり考えなくちゃいけないと思います。

わたしはブログで記事化することでしか言えませんが、もしこの記事を読んで少しでも心に残ってくれれば、気が向いた時で構わないので近くの河川を見てみて欲しいと思います。

そして「いまのままで大丈夫?」という視点は、河川や災害やお金の使い方だけでなく、自分の生き方それ自体にも大事だと思うのです。



最後に。
死んでしまった牡蠣については、とてもかわいそうだと思います。
写真には、回収された牡蠣の残骸が無残に広げられていました。

東京湾に投入される前に、もう少し小規模な実験でどれくらいの量の水を何匹の牡蠣で改善できるのかシミュレーションをするとか出来なかったのかなと思います。
Twitterのリプライにも「まず汚染の流入を止めてからすべき」との意見ありました。
あくまでネット記事でそれを実際に見たわけではありませんが、人間の残酷な一面を見たような気がします。

ちょっと暗い記事になって申し訳ないですが、そんなことを感じました。


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