まきむら えみ の人生記録

まきむら えみ が「人生100年時代をどう捉え、どう生きていくのか」を記録していきます

有給取得中に感じたこと

こんにちは。
まきむら えみ です。

今回は退職に向けて有給を消化する際に感じたことについて記事を書きたいと思います。

 

有給消化中に感じたこと

→仕事をしている時に有給を取得した日にも感じていましたが、

「1日ってこんなに長いんだなぁ」
「時間に追われないってとっても気楽!」
「のんびり入る朝風呂、早めに入るお風呂サイコー!」

でした。

有給1日目からしばらくは体力回復に努め、のんびり過ごしました。
本当に疲れていたんです。
少しずつやること、やりたいことを増やして行くなか、時間に一切追われないのは精神的にも非常にラクでした。

20歳そこそこの頃はどんなに疲れていても寝て起きれば元気でしたし、ちょっとしたことも気力でどうにかなりました。
35歳を過ぎた辺りからどんどん体力が減り、夜更かしはもちろん早起きもしんどくてたまらなくなりました。
それでも無理して仕事を続けて、身体は疲れ切っていたんだなぁと思います。

寝ている間にかいた汗を流し、気持ちを入れ替えて家事やら何やらをしました。
また詳しく書きますが、引っ越しをしたので有給取得中はその作業に追われていました。
(ブログの更新がなかったのも、引っ越しをしていたせいです。いまは後片付けも終わって落ち着いています)


そんな中、感じたこと。
それは「やっぱり働き過ぎていたな」ということです。
仕事を楽しく、自分の裁量でやれているうちの疲れは楽しい疲れです。
でも仕事をつまらなく感じ、言われたことだけをやり、意見が通らない環境下ではやり甲斐を感じることもできず、鬱屈とした気分になります。
仕事をする、ということはバランスが大事だと思います。

給料が良いか
待遇が良いか
やり甲斐があるか

どれか1つだけでも納得できれば、まだ自分を誤魔化しながら生きて行けると思います。
でもわたしは、「生きているけど楽しくない」日常生活に疲れてしまっていました。

辞めたくて堪らなくなったのは、
●コロナのような未知のウイルスが流行っていること
●コロナ禍でも体制が変わらない職場
●意見が通らず統制のない上司への不満
●嫌々仕事をしている自分自身への苛立ち
これら全てが複雑に絡み合っていました。

辞める決断をしたとき無能な上司は年度末まで継続できないかを聞いてきましたが、わたしはこれ以上無駄な時間を過ごしたくなかっので断りました。
部下は驚いていたけれど、前の事務所の先輩は残念そうにしながらも「えみの行動を支持するよ」と言ってくれました。
色んな人に支えられて頑張ってこれたことに感謝しながらも、でも、有給を消化している日々の心の穏やかさは10代の頃振りに感じた「幸せ」でした。

おそらく多くの人は、わたし以上に疲れ切った状態か、若さを失った状態でリタイアされるんだと思います。
定年(という制度がいつまであるかは分かりませんが)まで働けば自ずとそうなります。
でも、わたしは定年まで働くことよりも、いま辞めて自由になることを選びました。
自由は、全部自己責任です。
でも職場にいたからといって、出勤して言われたことをしている限り経済的には守って貰えても楽しくない人生なのは分かり切っていました。
何より週40時間も費やしていては、やりたいこともやれません。毎日ヘトヘトで疲れ切って帰って来ては、出来合いものを食べてゴミを作るだけの日々です。自己実現なんてあり得ません。

とにかく、「働き過ぎ」だったのだと、いまは思います。
だって1日はこんなに長くて、家事は楽しくてやりたいことはごまんとあります。
世間の当たり前に流されて、歯車の一部になって名前のない部品になっていたんだなぁということを身をもって感じました。


わたしみたいにインドアでキラキラしたものに興味がなくてオシャレももうしたくないめんどくさがりの人はかなりレアな存在だと思うので、きっと誰の共感も得られないと思います。
そしてわたしも、わたしの生き方を誰かに押し付けるつもりもありません。
でもレールを外れて見えてきた世界と、「自己責任だけど圧倒的な自由」がいかに心地良いかは発信してみたいなと思います。

お金の優先順位を下げると嫌な仕事を我慢して続けていく意味がなくなり、労働を辞めたり減らすとやりたいことが増えていきます。
幸いわたしのしたいこと(=絵を描くこと)は(昔に比べて)お金のかかる趣味ではありません。
いつでもどこでもやれて、天候にも左右されたりはしません。
有給消化中にはいつもより念入りに家事をやれて、(それまで疲れ切って一切やる気のなかった)料理を作る楽しさをまた感じられるようになりました。
これからはもっと料理に掃除に家事を大切にして、日々の生活の質をあげていきたいです。


人によっては「何を当たり前のことを…」と感じる方もいらっしゃると思います。
お金を優先するあまり日々を疎かにしていたわたしは、わたしみたいな人がもしいれば良い反面教師になると思います。


また今後のマネープランや展望、引っ越しのことや役場であったことetcをブログ移転前までにお伝え出来ればと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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